拝表(はいひょう)・可漏(かろ)

このエントリーをはてなブックマークに追加

お寺同士のお付き合いに良く使用されるグッズの紹介です。

「もらすべき」と書いて可漏(かろ)と呼びます。正式にはそれぞれ拝表(はいひょう)と呼ばれる色の帯が付きます。赤(祝事)・黄または青(弔事)・白(オールマイティ)と場面によって色を使い分けます。本可漏・略可漏共に奉書紙を折ったもので、基本的にお金を包む事に利用します。漏らす物がお金とはシャレていますね。

拝表に書かれている「献香(けんこう)」と言うのは、文字通りお香を献じる(お供えする)訳ですから、本来、ご本山やご本寺、または特別に訪問するお寺などのご本尊様へお香を献じ、お参りする事です。転じて金銭で代用する事もあります。

「九拝(きゅうはい)」というのは、私はあなた様をいっぱい奉っていますよ~という意味です。

その他に、「祝賀(しゅっか、お祝い)」「香資(こうし、香典・御仏前)」「謝誼(じゃぎ、お礼)」「菓誼(かぎ、手土産)」「換菜(かんさい、御馳走料)」「問候(もんこう、人を訪ねる時)」などなど、時節をわきまえて持参します。

かろ・はいひょう

かろ・はいひょう


コメントを残す